6740e02b.JPG”青鶴”は、休んでる状態です。
今、オールチタン製中間マフラー触媒付きを日本自動車輸送技術協会に持ち込み自動車排出ガス等試験を行う為の書類提出をしてるところです。
IS-Fは、平成17年規制対象車両のため、10,15モード試験に追加でJC08Cというコールドスタートでのモードも規制値をクリアしてないと適正と言われません。

だんだん、排気ガス規制は厳しくなってきました。
鳩山首相の掲げられた25%温室ガスを2020年までに規制させると世界に向かって大見得を切られました。
いよいよ、バイオ燃料の登場でしょうか、、。
つい最近まで、ガイアックスなどアルコールを10%以上含ませた通称E10(エタノール混合10%)など、多いにバイオ燃料以降は、国内でも盛り上がりましたが、今はどうでしょう、、?
バイオのバの字もありません。

アルコールなどトウモロコシなどを主体とした穀物燃料は、従来の化石燃料の限られた資源から生成されるものから、無限に作られる穀物燃料は、今や、ブラジルを代表とした先進国は、北米、欧州、そしてロシア、中国と国策としてインフラ整備に余念がありません。
欧州など、殆どバイオガソリン、バイオディーゼルに変わりました。

この辺は、国策が絡みますので私見といえども、ある日突然”ツルタ失踪”などとなるかもしれませんので、ヘタなことは言えませんが、具体例を挙げれば、今年のモーターショーが物語ってると思います。
出展拒否がどういうことか、、、。
アルコール(エタノールとも)は、ガソリンより燃焼速度は遅いですが、燃焼温度を下げるという効果のほか、有害な排気ガスを出さない性質を持ってます。
インディーカーでは、インタークーラ無しターボで、、、。

今年のスズカF1では、ピットウォークにて真近でエンジンのウォームアップ中の排気ガスを匂いましたが、エタノールの匂いでした。アルコールランプの匂いにも似てます。当たり前か、、。
そう、圧縮圧が上げれますので、、。
プリウスもそうなれば、、、。

アルコールの話をすれば、昔自分もブリッツ時代、最高速アタックで何回も使用しました、アブガス(航空機燃料)も含め、、。

昔、ゼロ戦が水エタノール噴射をして加速性能を上げた話は有名です。
トヨタ自動車第7技術部が開発した136E(2TGベース、1600cc、360PS,これは自分も何回か整備しました。シグマMC75に搭載され、1975年ルマン24Hに参戦)というターボエンジンはその当時インタークーラーが無い為、ブーストはそんなに上げれませんでしたが、室内に20Lのポリタンクを詰め、その中に水エタノールを入れ、ターボ入り口に噴射してました。
気化熱を取り、性能も向上したわけです。
バイオ燃料、エタノール、アルコール、バイオディーゼルこれが、これからのキーワードです。
トウモロコシが生成の為、食料用が無くなる等あらぬ噂でどこまで押し通せるか、、。
ツルタの独り言でした。
つづく。