絵は、完成した30プリウス用車高調整式12段減衰調整付サスKITです。
フロントがストラット式なので純正の正立式を倒立式に交換します。
リヤ、これがリヤサスの構造上、ショックとバネが独立式なのでバネを既存の直巻き式が流用出来ず、新たに専用バネを製作しまし、車工調整プレートを付けました。
その為、時間が少々掛かりました。
バネは、フロント、リヤの純正値が2Kgfと2,5Kgfなのですが、今回通常の直巻きバネのレートでいきますと、フロントを2、リヤを1,2倍の数値を設定しましたが、色々テストしました結果、ストリート用とサーキット用を2種類に分けました。
また、費用がかさみますが減衰力の12段階の調整式にしましたのは、ユーザーの好みがお若い方から、自分みたいにおっさんでも満足出来るよう対応可能にしました。
プリウスの車両価格からみますとちょっとお高いですが、きっと満足していただけると確信しています。
また、将来的に現Sツーリングなどのスポーツタイプで18インチに変更された場合でも、低速域のゴツゴツした突き上げ感を解消出来るようにしました。
自分が今、通勤に使用してますが、ノーマルもなかなかいい味だしてますので、中途半端な物を出してもダメだろうと思いまして、完璧な物を追求しました。
売りは、現行純正より30mm車高を下げた状態でも、デコボコ道を足が動いてヒタヒタと走り、尚且つ高速道、ワインディング、ショトサーキットではグンと粘る味付けする為、ストロークを純正くらいに伸び、縮みを取り、ラリー車のような動きのあるサスペンションKITに仕上げました。
しなやかでありながら、高速でグっと踏ん張る自信作です。
なお、やはり車高は下げたいが予算が合わないお方には、30mm落とせる弊社のバネとビルシュタイン製倒立ショック(減衰、車高調整無し)の廉価版もご用意する予定です。
つづく。