66c518dc.JPG先日、プリウス”白鶴P1”をスズカフルコースで2度目のテスト走行しました。
ドライバーは、K’beast(山田社長)ティーム率いる昨年”シビックインターカップチャンピョンの松井隆幸氏にドライブしていただきました。

本来なら弊社テストドライバー”嵯峨選手”にテストしてもらうところですが、箱の名手ということで36歳の長年スズカを箱一筋で走ってる方に、今回エナペタル、久野氏の紹介で、今週末スズカにてGTレースの前座で来られてるものですから、乗っていただきました。

前回、嵯峨選手でテストしたときは、2時間の間に3台の新旧プリウスをテストしたものですから、1台あたり8周程度しかなくUFS(アンダーフロアスポイラー)のテストには、わずか1周のみ30系右ハンドルプリウス”白鶴P1”に装着していきなり、5秒短縮してしまいました。

5秒というと普通では考えられないので、次回も一度テストしようということになり、今回に至りました。

で、結果は、

3’03”15   UFS無し

3’02”46

0,6秒の差が出ました。ドライバーの感想は、初めてのハイブリットに最初は乗り方を色々試して、アウトラップで充電を十分にしてのタイムアタックでしたが、UFSを装着するとストレートでは約10Km車速が落ちるが、コーナリング時の安定感は、彼が使用してるインターカップシビックと同じような動きで、安定し、フワフワ感が少なく、アクセルが踏めるそうです。
効果ははっきりとわかったそうです。
逆にコーナー侵入時に失速するくらい車速が落ちるので、今後、UFSの角度やサウペンションの変更により、冬場でなくても3分は切れるでしょうという意見でした。
最高速が181Kmと170Km(メーター表示)でしたので、これだけで1秒は違いますから、表と、裏のストレートを足せば単純に2秒は短縮出来ると言う事です。

なんせ、ハイブリット車両は充電のタイミングでラップタイムが2~3秒平気で変化します。連続走行では、これらの安定が今後の課題か、、、。
エアロダイナミックスの効果がはっきり表れたと松井選手は感想を述べてました。
つづく。