b4757432.JPG絵は、エンジンが載ったところです。
見にくいかもしれませんが、ターボとエクゾスーストの奥にウエストゲートが独立してあります。
最近は、ターボとウエストゲートという排気バルブが一体になったアクチェエーター式が主流なので、ピンとこないかもしれませんがポルシェ964ターボまでは、この独立したウエストゲート式でした。其の当事1974年発表の934ターボ(レーシングカー)からです、、。

Cカー時代の956、そして962Cなどはこの方式で、トヨタや日産のCカーも
同様でした。
この993GT2EVOは、そのCカーのなごりです。
格下のGT2レーシングもストリートもアクチェエーター式になりました。
8500回転、650PSを搾り出す為には、この方式でないと無理なのです、、、。
最近の997GT2は、アクチェエーター式ですが、これは技術の進歩でしょう。
IHI、ギャレット製は古くからアクチェエーター式を採用してました。
余談ですが、1980年代のマクラーレンやロータスホンダ時代、中島悟氏が乗っていたころのターボは、IHI製のボールベアリング式ターボでしたが、ウエストゲートは独立でした。

今のスバルインプレッサなどは、アクチュエーターですが、、。
ちなみにF40もIHI製でした、、。
ターボの話になると止まりません、、。
つづく。