説明不測を補います。
ポルシェ走行会に来られたレーシングドライバーの余郷敦さんのことです。

彼は、現在GT300にランボで参戦されてますが、なんと本職はボッシュの正社員です。
タイサンポルシェ時代では、996GT3RSRでルマン24H に参戦し、日本初のクラス優勝されてますし、我らが小松GT3ティームでは、2001年ニュルブルクリンク24Hレースにも参加されました。
沈着冷静な方で、もし自分がティームを作ってどちらかに参戦するならどんなことをしても参加していただきたい人です。

で、話は、約1W経過した9日、愛知県は大雪でした。
その日は、どうしても車両を1台、トラックに載せて名古屋北の清洲方面に行かなければなりませんでした。
お昼一番、豊田市は小雪でしたが、東名阪に入った時点で路面はすでにシャーベット、現地について2時間経過して、いざ帰ろうとした時点ではもうすでに積雪5センチ状態、、、、。もうあたりは吹雪状態!

それからトラックでの雪上運転を豊田市に帰りつくまで約8時間、名古屋北あたりの裏道、名古屋市内の道路、そして最後は名古屋万博のあった辺りの道路をじっくり拝見させていただきました。

方々で追突、ちょっとした坂を登れない為、信号脇にほかってある車両、、。
もうあの日は、名古屋市にとって悪夢の日だったと思います。
翌日に新聞にも事故の件数が1000以上あったそうです。

最後の7時頃には、自分もだいぶハイになってまして渋滞している片側2車線の道路から一部の皆さんとともに下道をUターンして500mばかり逆走させていただきました。

圧雪した路面がいかにノーマルタイヤにとって恐怖かをいくつもの信号のある坂道で経験させていただきました。
そうこうしてると携帯に電話がかかり昨年暮れに洋物のスタッドレスを装着していただいたお客さまから!”おみゃ坂道の登らへんがや!”っと苦情の電話、、、。
スタッドレスでも色々ありますんですね!
兎に角、2W続けて雪に泣かされたツルタでありました。
今回、あまりの大雪に写真を撮るのも忘れてました。
つづく。