49abcce6.JPGやっとのことで3時間強、時間遅れのシュトゥットガルト空港到着です。
またここで事件発生しました。

今回のお連れの方と車でドイツ国内移動の為、レンタカーを手配することになりました。
日本国内で手配しとけば問題ないのですが、それでも当地で希望車両が手配できないことはありますが、、、。

自分は、”HERTZ”ハーツの1クラブゴールドの会員なのでカウンターにて”予約してないが車借りたい、できれば新しいベンツEクラスを、、、!”と、たずねました。
ここから問題が起きました。
自分のつたない、しかしヨーロッパ人になら大体通じる英語を”なんですか、?”と何度か聞き返す、50才くらいのダイハードの悪役”ハンスグルーバーに良く似た
シルバグレーヘヤーのおじさん、、。この方、ハリーポッターでは、先生役でした、芸名知りません、、、。

そのとき、助け舟のドイツ、シュトゥットガルト領事館員であらせられます、アルゲイナー恵子さんが丁度迎えに来られていて、横で聞いておられ”ちゃんと返却日は7月1日といってるじゃあないですか、7月31日なんて言ってませんでしょ!”と
反論してくれました。
あきらかに俺たち東洋人トリオを愚弄しておるようでした。

このあとまだ続きがありまして、一応クラブ員であるということで1日190ユーロを150にしたと言ってました。まあ、それならいいかってな感じでキーを受け取り
外の駐車場まで約300mくらいトボトボ3人で歩いて行きました。

で、近くまで行くとなんか”チイサイね!”、、、。
後ろに回るとC220 CDIとエンブレムは威張って付いてました。
”やられた!”、、。
まあ、これから戻って文句いうのもアホクサイし、ま、いいか!!!!”
近くのレストランでは、恵子さんの旦那さんであるアルゲイナーさんが待っていてくださって、自分の遅い夕食に皆さんはもうすでに済ませておられまして、”どうぞ!”、、。

夜10時近く、ヘロヘロになりながらドイツ到着初のバイツェンビヤ飲みました、パスタをつまみに、、。
でもって、支払いの段になって又、問題発生です。着いた早々何かが起こります。
お連れの方が支払う為、サイフを探しましたがありません。
クレジットカードが、、。
先程、レンタカー屋で支払うとき使ったそのカードがです、、。
探しました、そこらじゅう、、、。
もちろんクルマの中も、、。

で、アレじゃあないか、、。そう、あのハンス、グルーバーおやじ!。
自分は、空港の駐車場で待っていたのでその場には居ませんでしたが、2人の話ではカウンターに着くなり、向こうも見つけてきて”おう、お客さんカードをカウンターに忘れていかれましたね!、てな訳で、話は終わってしまったのだと、、、。
明らかにあの時、自分のゴルードカードと連れの社長のルフトハンザのマイレッジカードは、カウターの上に置き、自分たちがそれぞれサイフに仕舞い込みましたが支払いの為のクレジットの返却があれば、3人の6つのお目玉が見てたんですから見落とすわけが、、、、。明らかに故意に、、、。
ハーツの教育が悪いのか、そのグルーバー野朗の性格悪いか解りませんが、初っ端か胸糞悪い一日となりました。

Cクラスのこのコベンツは、そんなわけで肩身の狭い思いで自分たちに預けられた人質状態ですが、その夜からシュトゥット市内に移動(20Kmくらい)するのに、ハンスグルーバー野朗とは大違いで、小粒ながら2,2Lデーゼルターボは鋭い加速と最高速メーター読みで240Km!!!,軽量の為か、スポーツカーに値するステアリングの応答性、軽い踏力からでもマスタバッグの良く効いたブレーキ能力に少しずつ”これなかなかいいじゃん!”と同意見な感想を持ち、これからの6日間、まったくもって不満を感じなかったのがせめてもの慰めでした。アウトバーンでは、220Kmくらいで巡航してしまいます。それも今は夏状態、冬ならインタークーラーが冷えて250Kmはいくか??メーター読みで???

絵は、そのコベンツC220ですが、やっぱり印象薄かったのかまともに撮ったヤツがありません。前側の赤いゴルフは、これからの物語に後半登場するであろう自分の長男坊”城(ジョウ)”のドイツ国内で働いてる会社から支給されてる車両です。
このコベンツ、まだこちらでも発売されて間もないヤツで、ドイツ人たちもチラチラ見てました。山椒は小粒でピリリ、、、。
つづく。