ISFです。
持ち込みで、クスコ製LSDを組みつけてます。

ハイブリッドLSDとか、、！
当時、クスコさんは、LSDを開発する為、OS技研の
初代社長岡崎氏に、LSDを10基ほど、注文して、
研究しました、。
そして、岡崎氏の許可を得て、LSDを独自の性能で
制作されました。
初期のLSD機構の中で、OS技研製のスーパーロック
機構は、センターコアのスプリングによるイニシャル
トルクを少なくし、低速時の内輪、外輪差による
クラッチのずれによる、パキパキ音を解消しました。

クスコ製は、逆にスプリングにより、初期のイニシャル
トルクをスプリングで、補佐することにより、デフ
ロックが素早く効くように設計されました。
ので、やはり、高級車などに組みつけた場合、クラッチの
滑る音が、聞こえやすかったです。
そこで、それらを解消する為の設計変更により、最近の
ハイブリッドデフでは、その対策がされてるようです。
今回、それを体験出来ると思います。

初期のISFは、純正でトルセンデフを入れるのも、
デフケースが、従来の物では、スムースに組みつけ
出来ず、純正オプションでも、採用されませんでした。
その為、５Ｌの大トルクに、路面のミュウーが低い
状況では、簡単にリヤタイヤが、ホイールスピン、それも
ＬＳＤ機構が無い為、片輪のみ、、。
そして、その為、トラクションコントロール機構が作動に、
数秒間は、アクセルが電子式の為、踏んずけても、
加速しませんでした。
ユーザーは、それを交差点の右折時に体験するのです。

サーっとアクセルを踏むと、右側リヤタイヤがホイール
スピンして、ＴＲＣが効き、一瞬、アクセルが、全く
効かなくなり、あたふたするのであります。
その悲痛な体験から、お客様相談室に、抗議が殺到！
マイナーチェンジ時には、６０００万円の型代が稟議され、
新たに、加工無しでトルセンＬＳＤが組付けれる、
デフケースが新設されましたとさ、、、！

当時、アイコードでは、お客様にその事案をお話しますと、
皆さん、怖い思いをされたようです。
ので、スポーツ走行や、サーキットでの使用より、
一般道での、ホイールスピンをさせないＬＳＤ組みつけに、
迷わず承諾され、高齢の方々は、こぞって、購入
されましたとさ！

最近では、ＬＳＤは、スポーツ走行もそうですが、一般道
の高速度や、雨、横風時に、効果を発揮する為、
ハイエースなどの車体の多い来な車両など、新車時に
ほとんどが、社外ＬＳＤを組みつけられます。
最近の新車のハイエースに、何故か、トルセンＬＳＤが、
用意されてなく（アタシも注文しましたが、ＥＣＵ開発の
為に）、社外ＬＳＤを組み付けるしかありません。
どうして、、？
商売としても、必要性大のＬＳＤを、、、！？
ドラレコや、バックカメラはあるのに、何故、、？

つづく。