997ターボ 6MT 600PS仕様です。
センターデフへのオイルが入ってなかったことで、
センタデフのベアリングが焼き付きました。
物が、納期未定で、ドイツで探し、中古品があったので
送ってもらいました。
そしたら、一部、ステーがひん曲がって、、。
クレームも、ドイツ野郎は、逆切れする可能性大なので、
泣き寝入り、、。
修理(板金)して、再使用しました。

試乗しましたが、100km+αの速度域、ワインディング
全て、異常無しでした。
で、納車しようとして、気が付きました、8月車検日が
近づいてました、、。
ので、納車は、もう数日、送れます。
オーナーさん、お待たせしてますです。

しかし、久しぶりの600PSは、やはり、胸がすくという
か、オソガイです!
エエ加速します。
バイクみたい、いや、それ以上の加速を味わえます。
それでも、昨今のスーパーカーは、軒並み600PSオーバー。
ベンツや、BM,アウディでさえ、600PSは、当たりまえの
世界になりました。

バイクの世界も、カワサキH2Rなどは、300PSを
超えてます。
ひとえに、300PSなどといいますが、車重より馬力が
上回ってるということは、4輪の世界では、F1など、
レースカー以外では、体験出来ません。

カワサキバイクのアフターパーツメーカーさんのトリックスター
さんの社長”鶴田竜二さん”は、そのH2Rで、JARIの高速
周回路で、380km(メーター表示)出しました。
アタシの、YOUTUBEで見ました、。
バンクから直線1,1kmの間で、加速し、、、。
バンク内も、300km以上出してます。
ま、恐ろしや!

400km出したいそうです。
直線2kmあれば、出るそうで、、。
1000ccのバイクに、スーパーチャージャーが純正で
装着され、14000RPM時、310PSです。
車重 240kg

車重÷馬力   240kg÷310ps= 0,774g

1ps当たり774gを動かすのです。 

これが、エンジンの断面図。
機械式過給機が、上手く収まってます。

H2シリーズは、公道不可のH2Rを含め、6機種。
アタシの友人は、Z H2 SEというヤツを購入しました。
公道バージョンは、11,000RPM、200PSに抑えられて
ます。

ちなみに、モトGPの最高峰、マシンは、800cc、220PS
以上で、車重150kg。
これらも、馬力荷重は、

150kg÷220ps=0,68g

1ps当たり680gを、、。

もうここら辺は、どんな感じか、想像も出来ません。
話は、飛びますが、現在のF1や、WECのGR010
などは、そんな馬力荷重で走行してます。

また、1973年には、ポルシェ917/30という
カンナムマシンが、車重800kg以下で、
1100PS出しました。
どのレースも圧勝で、他車が追い付けず、このカンナムは、
中止と相成りました。
917の出現で、ヨーロッパの選手権シーズは、917以外
では、勝てなくなり、これも中止と、、。
1強、あとは枯れ木も山の賑わいなどと、、。

モトGPは、まず、アタシらシロウトでは、乗れる機会も
乗りこなすことも出来ませんが、H2シリーズなら、。

などと、妄想ツルタは、アウトバーンを走るタシの姿を
想像するのでありまする!

つづく。