993カレラのエンジンです。
補器類を外したところです。

何度見ても、M64エンジンは、シンプルであります。
これで、3600cc6気筒であります。
エンジン単体の重量は、今度計りますが、150kgは
無いと思います。

993シリーズは、1993~1998と、約6年間
生産され、約69,000台が、この世に出ました。
964系は、64,000台です。

991型で、2011年~2018年の8年間で、
218,000台、販売されました。

スーパースポーツカーとしては、破格の販売台数です。
これらには、市販のレースカー(CUPカー)なども、
入っています。
アタシが、最初に、シュツットガルトの本社工場に
訪問したのは、1978年で、当時は、工場の外壁は、
赤レンガでした。
工場内を案内していただき、1台ずつ、4輪の代車に
乗り、工員が手で押してました。
丁度、エンジンベンチでは、924ターボのエンジンを
試運転してました。

正面玄関の前の道路、反対側が、初代のポルシェミュジアム
で、内部の広さは、長方形の500坪くらいの部屋で、
レースカーなどが、911などと同じに、斜めにぎっしりと
展示され、1時間もあれば、3往復出来る、狭さでした。

現在の、水冷エンジン系の新社屋に変わり、ヴィンデリン、
ビーデキング氏が、社長になってからは、2005年くらいに
訪れましたが、量産ラインのベルトラインに、室内が、ロール
ケイジの、レースカーも、一緒に並んで、組み立てられて
ました。

空冷時代は、レースカーの生産は、別の場所の、ヴァイザッハ
でした。

現在、ポルシェは、クラッシックと呼ばれる空冷も含め、
総生産台数の70%が、未だに世界中を走りまわってると
言われており、ポルシェクラッシクという、ビジネスで、
世界中のオーナーから、本社でのレストアを希望すると、
ウエイティングリストに、むこう3年以上先からの
受注となるそうです。

ま、そんな身分になってみたい気もしますが、、、。

ということで、空冷ポルシェを買ってください!
一生もんでありんす!

つづく。