993カレラ用エンジン M64の単体の重量を
計測しました。

重量 約115kgでした。
これらに、オルタネーター、インマニ、エクゾースト、
クラッチ系(MTで)を足しますと、、、。
補器類で、約75kg。

ということで、エンジン系重量(MT車)で、
総重量190kgということに、なりますです、

これらが、リヤタイヤより、後部に鎮座しており、
急激なコーナリング時は、左右に、重力が掛かり、
リヤタイヤは、グリップを失うと、スライドすることに、。

ので、リヤタイヤは、太く、タイヤのサイドウォールは、
変形に耐えるような、特殊な設計になり、これらを称して
N指定となります。

993以降の水冷では、タイヤ直径も、18インチ以上に
なり、アスペクトレシオ(幅と高さの比率)が、40%
以下のサイズになりました。

993カレラ系の純正サイズは、17インチの40%
アスペクト(リヤ)では、N指定以外の同メーカー&
同サイズを組み付けて走行すると、100km以上に
高速域で、リヤが腰砕けの状態となり、蛇行します。

911は、そんなことを理解しながら、扱わないと、
真っすぐに走らない、危険な車両というイメージがつき、
何も知らず、中古車を売った方も、買った方も、その
原因が分らず、空冷911は、こんなもんです!などと、
、、。

オーナさんは、911は、難しい、ジャジャ馬じゃ!などと、
他人に、自慢するのであります。

つづく。