993カレラのクランクケースです。
これから、ピストン&シリンダーと組み付けていき、
シレンダーヘッド&カムシャフトケースを組み付けます。

片バンクのシレンダーヘッドが、、。

カムシャフトケースが、、。

空冷エンジンが、そう、バイクの空冷エンジンの様に、
部品点数は、水冷エンジンに比べ、少ないです。
尚且つ、空冷エンジンM64は、シリンダー&ピストンが、
1気筒ずづ、別体なので、どれか1気筒、不調を起こした時、
その1気筒のみ、交換が可能なのです。

カムシャフトが入る部分ですが、これが、片バンク1800
ccのエンジンとは思えないくらい、コンパクトです。

もう一方のバンクのシリンダー&ピストンを組んでる絵です。

1気筒の排気量が、600ccです。
総排気量、3600ccです。
このエンジンと同型型で、過去のルマン24Hレースを含む、
世界中の多くのビッグな耐久レースを何度も制覇しています。
シンプルイズ、ベストであります、そして、軽量!!

何度見ても、スゲーとしか、言い表しようがありません。
基本設計が、ビートル時代からですと、1938年、ヒットラー
から、依頼を受け、試作を完成させました、、。

今から、83年も前の、、。
それも、空冷、リヤエンジンと、基本設計を変えてません。
まあ、このポルシェを語りつくすなど、恐れ多くて出来ませんが、
ドイツ人は、やはりスゲー!としか、、。

化石燃料エンジンが、今後、EV化していくようですが、
まあ、当分は共存の道から、、。

つづく。