965ターボです。
各種、修理してますが、ある日、急にリバースに入らなく、。
で、点検すると、リンケージ周辺が、、。

このユニバーサルの部分が、新品時から、かなりの
クリアランスあり、要は、ガタついてます。
これは、エンジンの振動が、もろに、リンケージに
掛からないよう逃がしてあります。
このシステムは、911Tナローのリンケージを修理
してる時、そのシステムを発見しました。
長年の経験に、基づいてます。

最初に見つけた、プラスシック部分です。

このサブロッドも、ボールジョイント部分が、ガタついて
ましたので、、、。

リンケージの構成部品図です、、。
レースカーですと、ここまで、複雑ではありません。
やはり、ストリートカーでの、色んな不具合を解決するには、
このように、入り組んでくるのでしょう!

これが、水冷911のMTになると、シフトリンケージが、
一体のボックスで、形成されており、コストダウンを感じます。

右は、Tip(AT)用です(996・997、986,987系)
これに、2本のワイヤーで、ミッションに、繋がってます。
組み立ても、短時間となり、大幅なコストダウンになります。
これも、トヨタ生産方式によるものです。

シフトリンケージのミッション側のユニバーサル部分の
ウレタンの破片が、粉々、、。

サブロッドも、ウレタン部分は、、、。

これで、シフトフールは、カッチリと、、。
尚且つ、ここで、964RS用シフトレバーに交換
すれば、ショートシフトになりますが、今回は、
オーナーさん、これで良いと、、。
ま、シフトフィールは、重たくなりますし、、。

つづく。