911Tです。
1971年式 2,2L ゼニス製トリプルキャブ仕様
クラッチが突然切れなくなって、入庫です。
友人の同業者にも、聞くと、そこの911Tも、半年
掛けてレストアして、オーナーさんの自宅に、自走で
持って行って”完成しました、半年掛かって、!”と、。
で、ガレージから少し、移動しようとリバースに入れた
時点で、クラッチが切れず、ニッチモサッチモ状態。
あとで、また、持って帰ったそうで、積車で、、。
という具合に、この1971年式までの、クラッチと
クラッチフォークレバーの、設計が複雑で、1972年から
現在の方式に、設計変更されたそうです。
レリーズフォークは、かなり一部分が、摩耗してました。
部品は、全て、ポルシェ純正品です。
1971年式の部品が、今でも、ドイツオーダーになりますが、
確実に入荷します。
クラッシックポルシェのなせる業です、、。
ミッションを組み付けてるところです。
このミッションは、911Tは、一番安価なスタンダード
モデルで、標準では、4速フルシンクロメッシュのギヤ
ですが、オプションで、5速ミッションが選べます。
まさに、このミッションです。
当時、スタンダードが400万円です。
上のクラスは、EとSがあり、最高額は650万円です。
1970年新発売された セリカGT TA27が、アタシの
あこがれの車両でしたが、当時の新車価格90万円以下!
フェアレディ30Zも、確か、90万円くらいでした。
トヨタ2000GTが、1967年で、新発売された価格は、
238万円、、。
いかに、当時のポルシェが高価であったか、、。
まあ、性能からいっても、2000ccクラスでは、他の
追従を許さなかったのです。
しかし、現在、トヨタ2000GTは、買おうと思っても
天井知らずの高値、、。
それに比べると、911Tクラスで、、、、。
現在は、とってもリーズナブル??な価格帯でありんす!
どうです、1台!
カワサキZ2フルレストアより、ちょっとお高いくらいだす!
つづく。