997ターボ車両に採用されたVTGタービンは、今回からタービンシャフトの軸受けが納まってるセンターハウジングにKKK社製依頼初めて、液冷式冷却を採用しました。ボルグワーナー社の一新でしょうが、、。
今まではエンジンオイルを油圧を利用してインテーク、エクゾースト両側の軸受けを潤滑しながらセンターハウジングを冷却も兼ねてました。
といっても液冷式にはかないませんが、、、。
それでもポルシェはルマン24Hを何回も優勝してます、この方式で、、、。
まあ、しかし時代の流れには逆らえません。頑固なドイツ魂から脱脚でしょうか、。
ギャレット社にしてもIHI社にしても三菱にしてもそうなんですから、、、。
けれどご存知でしょうか、カイエンターボは、IHI製を使ってることを、、。
政治的からみがあるのでしょうが、、、。
ポルシェ開発部隊とカイエン開発部隊の意地もあるのでしょう。
カイエンは、ATミッションは、アイシン製です!
997ターボは、ゲトラグ製です。
ターボの話に戻して、、、。
このVTGターボの特徴はやはり試乗して体感しないと理解しにくいでしょうが、スタートから4,000RPMまでいままで(996)より加速感が良く、そこからさらに加速していきます。
全体には、2段加速!または、スーパーチャージャー+ターボチャージャーという感じでしょうか、、、。
うまく味付けしてあるというか、このような加速特性になるんでしょう。
NAを愛してる方には、意地でも納得されないでしょうし、弊社に来店される方の中でもターボはあの加速感が嫌いだ!とよくおっしゃいます。
”あの加速感!”とおっしゃるその加速感が今ではだいぶ変わってることをお知りになるのも悪くないと思いますが、、、。そして、予算がゆるせば!
すみません!どうしても見せろという方がおみえになりまして”シロ”が”ターボなんかいらん!マタタビ!”と、次男坊に持って来い!なんて言ってる図であります。
つづく。