これからのシーズンは、食欲の秋とか読書の秋とか自分たちの時代は言ってました。

今、これだけインターネットとか携帯電話とかいう巨大な手段が世の中を席巻しておりますと物も十分に食べれず(ダイエットの為に食べない方も含め)、本も読めれず(ネットでいけますけど)秋の夜長など”いつも夜長してて、何も感じません。
自分は時々これらは、いよいよこれから始まる宇宙人の地球侵略の作戦ではないかと真剣に考えてます、暇なので、、、。

秋といえば最近は朝夕中京地区でも10℃を下回りはじめました。
ターボ車は、これから真価を発揮しだし、テスト走行も一段と危険極まりない強烈な加速を伴い、余計なことに普段より20~30PSは余分にパワーを発揮してしまいます。
オイル温度もこれら秋の冷気でさらに冷却され、全てにおいて絶好調となります。

オマケにここ豊田市は、東海環状道が東名ともつながり名古屋近県の方々は毎週の週末は矢田部の高速周回路状態となります。
つかの間の休息は刈谷にパーキングができましたので、鞍が池パーキングと共にピットストップも問題ありません(ローカルな話題ですみません)。

私事ですが、自分の小さなすみかがちょうど上郷のあり、高速道から150mと離れてません。15年前ワタクシのいない時に県か市か思い出せませんが、役所の方がうちのお爺さんしかいないときにやって来て”この付近に今度高速道ができるけど、騒音の問題は無いのでこの書類に同意するためのハンコを押してくれんかの!!”と抜き打ちでやってきまして気のいいお爺さんは異論もなくバッチリと捺印したのであります。

そう、文句も言えません。土曜の朝方とか(自分は早いときは9時半にはオネンネなので朝は3時、4時ころオシッコで起きてしまいます。
そんなとき、150m先家の北西よりカァーンとかウォーンとかF1カーでも走ってるのかと思うようなレーシングサウンドが耳に飛び込んできます。
因果応報とでもいうのでしょか、、、。ワタクシも時々はその辺を少し遠慮しながら走ってますので変なことは言えません。

この空気が冷えるということは何回も重複して申し上げますが、初めての方もおられるでしょうから復習もかねて何回もおじいさんの語り部みたいに繰り返します。

大気中に酸素という元素が他の元素と一緒に存在しますが、その酸素の体積を1立方メーター中のなかで表すのに温度が大きく影響します。
俗に膨張するといいますが大気中の温度が1℃上昇しますと酸素の濃度が減り、燃焼が抑制されるのです。
要約すると1℃温度が上がると0,7馬力降下するのが我々の常識です。

逆に夏場の35℃くらいの条件から冬場の0℃になれば35X0,7 = 24,5PS
まあ、こんなにうまくはいきませんが20PSくらいは簡単に上昇します。
加速感がまるで変わり楽しくてしかたありません。オーナーには、、、。

ターボの魅力はこんな安易なところにもあると思います。
NAで20PS搾り出すにはそれは涙ぐましい努力がお金と共に必要になります。
最近の軽4は、上級モデルは軒並みターボ車です。
一時期ホンダ、トヨタなどの日本を代表するカーメーカーは、あんなにターボ車を発表した90年代前半までがウソのようにNAに切り替えてきました。

自分は、その裏事情は知ってるつもりですが、どちらにしましてもディーゼル業界は今だターボエンジン全開ですし、この加給システムがすたるとは到底思えません。
何時の日か、ターボシステムがオットーサイクルエンジンの標準仕様になることを期待してます。

997ターボが、ノーマル(現在、弊社でやっとチューニングが完成しますが)性能でフェラーリやランボの最高速勝負で無敵であることは、そのオーナーにしか解りませんが、たとえフェラーリやランボが実測で300Kmを出しても、もっと簡単に短時間で300Kmを越える加速をこの997ターボは出してしまうのです。
まあ、比較すること自体、相手には失礼かもしれませんが、、、。

もちろん、996ターボもちょっとチューニングしてやればリッターバイクとタメをはれちまいますが、、、。
つづく。