986ボクスター 1997年式初期の2,5L
エンジンです。
絵のイグニッションコイル(IGコイル)は、頭部が
裂けてきています。
ここまで、劣化したのは、初めて見ました。

スパークプラグも、ボッシュ製ですが、、。

IGコイル&スパークプラグを、前オーナー(2人)
さんは、交換していなかったのか、、。
他の整備は、結構しっかりやっていますが、、。

21万キロをこのコンビが支えました。

と、想像出来るは、この絵です。
IGコイルに、絵では少し見にくいですが、エンジン全体
を、ポルシェ独特の防錆処理剤で塗布してますが、それが
ちゃんとIGコイルの頭部に付着しております。

IGコイルは、6本、全て、こいる全体が、スパークして
黒ずんでおり、スパークプラグには、高電圧が行きにくかった
でしょう。

それでも、根性入れて走行してました。
BERU製IGコイルとボッシュ製スパークプラグに、
今まで良く頑張ったと、褒めてあげたいです。
散々、ドイツ製品をけなしたアタシですが、今日から心
入れ替えて、反省し、ドイツ製品を尊敬しますです。

水冷エンジンも、さんざん苔降ろしましたが、これが
ポルシェの神髄であります。

最近、ポルシェ一家の伝記を再読してますが、第2次大戦といい、
初代ポルシェ博士と、フェリー、ポルシェ博士など、相当な
ご苦労をされてることが、分かります。

この話は、また、今度、、。

今日は、一仕事しました(この車両の部品交換をアタシが
やりました、組付けミスないように、、)ので、もう帰ろ!

久々の上を向いての作業で、肩、首回りが痛い!
明日以降、筋肉痛に、、。

つづく。