ゲンロク号
RCFにクーリング対策で、ATクーラーとエンジン
オイルクーラーの空冷式を追加しようとしてます。
純正で、RCFは、エンジンオイルクーラーは水冷式と
空冷のダブルですが、それでもFISCOなど数ラップ
気温25度以上の条件で走行すると、エンジンパワーは、
ダウンします。
というかセフティモードに入ります。
これは、純正空冷式オイルクーラー用コアです。
特にATクーラーは、サーキットなど低速ギヤで
高回転を連続運転すると、油温が140以上に上がり
ますとセフティーモードになります。
パワーを落とし(点火時期など)、シフトダウン
しなくなります。
エンジンオイルの油温上昇や、デフオイルもそれ相当に
上がります。
ガンガン冷やせよ、駆動部分は、、。
幾ら高価なオイルを入れても、油温が適正以上に上昇
すれば、センサーが感知して性能を落とします。
昔は、それらセンサーなどありませんでしたので、
人間感ピューターで異変を事前に感じ、スピードダウンなど、
優秀なプロドライバーは、エンジン、ミッションの負担を
加減して、壊れることを防いでいましたが、、。
最近のプロフェッショナルには、そんな悠長な余裕は無く、
出来るだけ全開で、最後まで全力を尽くすドライビングです。
まあ、テレメトリーなるピット側で全て監視、管理する
システムを導入してますので、、。
それでも、メカトラブル、ヒューマントラブルなど、瞬時に
発生しますので、限界という事はありません。
RCF,GSFは、油脂類のクーリング対策は、
大変良く出来ているのであります。
LC500では、そうはいきません、、。
そう、Fマークが付いていないので、サーキットのことは
考えてないそうで、、。
GTR R35でも、サーキット走行すれば、数ラップ
続ければ、やはりミッション系は音を上げます、、。
ポルシェなどは、その辺はしっかり対策してありまして、
サーキットを1時間でも、連続走行出来るよう冷却システム
は、しっかりしてます。
一般走行では、あまり問題にはなりませんが、それでも、
特殊な道路事情で、トラブルことはあるのです。
過信してはいけません。
日頃の日常点検、異常を感じたらどんな小さなことでも
疑問に思い、その道のプロに相談することをお勧めします。
つづく。