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カレラ　６ＭＴ車両が、高速域でフラレルということで、
色々点検しましたら、数点その原因らしきものを
発見、、。

オーナー様の了承のもと、ロアアーム、ステアリング
ロッドエンド等、交換しました。
そして、最後にフロントショックのアッパーサポートが、
新品交換されてませんでしたので、これも消耗品であると
力説し、オーナーさんを納得させ、車高調製ＫＩＴを
新たに取り付けてありましたが、外して交換しようと
しましたら、絵のようにアッパーサポート固定部の
ネジ加工されたシャフトが曲がって、、。

見えにくいですが、どうもスプリングのアッパー
シートと、サポートの間に２ｍｍくらいの隙間が、、。
これ、設計ミスじゃないの、、。

アッパーサポート裏側に固定されるシャフトが旨く
ハマっていなかったことが原因か、、。

どちらにしましても、商品のシャフトはスプリングで上に
サポートが押されるので、問題無いと言ったらないの
ですが、、。
ビシっと固定されないのは如何なものかと、、。

結果、エナペタル社にて、シャフトの飛び出た部分を
切削加工して、おさまりを良くしたケースを新品
交換することで、一件落着か、、。

以前に新品を組まれた方は、間違いなくこれを発見、
メーカーさんに指摘されたと思いますが、何とか
しようと、グリースをいっぱい塗られてましたが、、。

どちらにしましても、旨くいかなかったようで、、。

オーナーさんには、不幸な事案であります。
余分な出費となり、不満と不安の残る事件でありました。

何とかバッチリ修理して、気分爽快な走りにしたいと
思うのであります。

つづく。