GRヤリス RCモデルです。
やっと、第1触媒を、アイコード製メタル触媒に
交換し、ガス検(WLTC)に、行ってきます。
第1触媒を外すには、作業時間、約4時間くらい
掛かります。
触媒についてる02センサーが、真上に組み付いてる
ので、ワイパーのリンク機構などを外し、上から02
センサーを緩めないと、外せません。
ので、分解、組みつけで、慣れても1日仕事に
なるでしょう。
WRCのメカで、GRヤリスに精通していたら、そう、
半日で、、。
と、想像しました。
また、トラブル発生ですが、製作した触媒ユニットの、
ステーが、幅が狭く、旨く組みつけれないので、
量産品は、小変更(ステーの幅を広げる)します。
GRヤリスは、高性能な車両ですし、ECU制御は、半端ない
ほど、複雑です。
ので、ECUチューンが、完璧でないと、出力アップは、
簡単には、出せません。
ま、ノーマルで乗るのが、一番良いなんて、、!
アイコードは、不可能に挑戦する、アホな会社です。
特に、ツルタは、過去に色んなアホに挑戦し、失敗を
繰返してます。
が、根がアホな為、失敗を繰り返してる内に、突破口を
見つけ、前進してきました。
今回の、第1触媒交換も、やらんで良いとこですが、
何故か、探求心が燃えるのでありまする!
化石燃料エンジンに対する、加速騒音規制、排ガス規制
は、年々、厳しくなってあります。
今年の11月からは、ガソリンエンジンの3元触媒と
言われる、、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、
NOx(窒素酸化物)の排出量を規制してますが、
それに加え、PM(すす)の規制が、加わります。
PMと言えば、ディーゼルエンジンが、DPRや、
尿素を加えて、規制されてます。
欧州などは、すでに規制され、ポルシェなどの
すすフィルターなどが、排気系に加えられてます。
アタシャ、そのフィルターパイプのストレートパイプの
開発をしてますが、今後は、これらも、国内では、
規制の対象となります。
もちろん、今年の11月までに、生産された車両は、
対象外ですが、、。
今後の、アフターマーケット軍団、後付けマフラー製造などは、
純正EXマフラーより、性能を出すには、大変な苦労
とゼニが、必要になりもうす!
国産車用後付けマフラーメーカーさんは、現在も
努力され、車検対応商品を開発されてます。
が、外車用の後付けマフラーに関しては、国内の
加速騒音、排ガス検査を受けてない商品も多く、
車検時には、それなりの対応が、、。
日野自動車の小木曽社長は、10数年前に、ゲンロク誌
で、プリウス30での、富士タイムアタック記事で、
ご一緒させていただきました。
スポーツマンで、社内マラソンなどに参加する為、
日ごろ、体を鍛えて、スリムな体形を維持されて
ました。
T社内では、プリウスの開発の件、国際的な大会で、
ハイブリッドのシステムを提出し、世界1位となり、
内山田さん(プリウスの生みの親)と一緒に、表彰式場
のUAEまで、T社所有のジェットで、参加されました。
そして、副賞の賞金1億円を貰ったそうです。
ま、その賞金は、T社が、、。
東京工業大学出身で、頭も切れますが、ユーモアのセンス
もあり、理想の上司でしょう。
現在は、大変な状況であります。
このままですと、トラックなどの生産が停止してる為、
日野本社もそうですが、下請け企業も、連鎖倒産の
危機であります。
どうやってこの危機を乗り越えるか、彼の一世一代の
大勝負であります。
頑張れ、小木曽さん!!
つづく。