993カレラ Tipです。
エンジンOHして、エンジンに、火が入りました。

これから、最終点検し、車検を通します。
で、オーナーさんには、すでに連絡済で、関東から
試乗に来られます。
楽しみにしておられますです。
数々の過去には、ポルシェを乗って来られましたが、
空冷の993は、まだ一度も、経験が無いと、。
実は、1994年当時、ポルシェは、964世代から、
993にマイナーチェンジの時代でした。

当時は、発表された993のフロントマスクに、ジャーナリスト
の方々は、ことごとく、大変貌に、不評であると、
コメントされてました。
ので、売れ行きは、あまり良くありませんでした。

964のリヤサスからの大変身。
エンジンパワーも、30PS以上アップ。
993ターボでは、ツインターボとなり、格段に、乗りやすく、
GT2という、最高傑作まで出ました。

993RSは、964RSに比較し、パワアップ以外に、
964RSとは、対照的、パワステ、パワーウインドウ、
エアコン標準装備(964RSは、無し、ツーリングモデル
には、採用)、など、RSのイメージを一新し、豪華
装備で、車重も重くなりました。

ので、964オーナーさんが、993に乗り換えるのを
控え、水冷時代まで、964を維持されてました。

当時、3年落ちの993RSをアタシャ、700万円で、
購入したおぼえがあります。

993ターボも、600万円台で、。
964RSに至っては、500万円以下(多少の
外環交換あり)と、普通に購入できたのであります。

ましてや、964RSの評判は、当時としては、
市街地での走行は、耐えがたく、高速も通行書の
受け取りやら、オモステでの駐車場での、取り回し、
エアコン無しでの走行と、サーキット以外での、評判が
悪く、価値は、サーキットを走行しないと、発揮出来ない
ほど、特価していたのです。

アタシも、アイメック時代の964カレラチューンと、
競争して、コテンパンにやられましたが、なんせ、台数が
少なく、オーナーは、お金持ちが何となく、購入された
車両以外、走入屋さんには、全く、行きわたっていません
でした、、。

話が脱線しましたが、993のイメージは、当初は、
良くなかったので、今回のオーナーさんも、当時は、
964からの乗り換えを、諦めたようです。
しかし、市街地を走行すると、964では、リヤサスの
乗り心地から、993に乗り換えると、トラックから
乗用車に乗り換えたくらい、スムースになりました。
その他、各部分が、マイナーチェンジ、イヤ、改良
されたので、全てにおいて大変身したと、アタシは、
感じます。

964のスタイルは、最後の空冷911として、
ファンは、大事にされており、993は、その
拘りをあまり、気にしない方が、、。
と、アタシは、思っております。

どちらを選ぶかと言われれば、それは、10人十色、
甲乙つけがたく、両方持っておきたいと、、。

そう、宝くじ頼みでありまする!

つづく。