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ターボのECUチューニングを予約され、今朝、
山陰からご来店のオーナーさん。

丁度、朝の掃除で駐車場を掃除してましたら、1気筒死んだ
状態で、パッパッパと咳き込んで、、。。

オーナーさん曰く、20kmくらい手前で、少し加速したら
突然単発になった!と、、。

で、すぐに2柱リフトで下回りを点検、、。
ターボのインテークパイプでも外れたかと、、。
問題ありませんでした。

聞くと1wくらい前に、自社(自動車屋さん)でIGコイルと
スパークプラグを交換したが、、、。

扇風機で冷やしながら、まずはEXマフラーを外します。
そうしないと、IGコイルやスパークプラグは、ターボ本体
も邪魔して、交換しにくいのです。

どうも、オーナーさんは、3番のIGコイルのカプラーがしまり
きって無いような気が、、。

案の定、左バンク1番カプラーは、ロック用爪が折れてまして。
3番は、カプラーが外れてました。

尚且つ、点検の為、スパークプラグも確認。

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絵のNGK製イリジウムプラグが装着されてましたが、
組みつけのトルクがあまりかかってませんでした。

特に、イリジウム製プラグは、ターボなど、加給を上げた
エンジンには、向かないようで、碍子などが吹っ飛び、
ピストンやシリンダー内壁を損傷します。

今回、ECUチューニングしますが、ターボを純正のままで
なので、ブースト圧は、 0,7→ 1,0位に抑えますので、
余程問題は起きないと思いますが、後日、レース用のプラグに
交換することをオーナーさんには、お薦めしました。

理由は分かりませんが、過去にNGK製以外の別のメーカー
さんの物も、碍子が割れるトラブルが多発し、お客さまの
エンジンが数台壊れました、
ターボや、NAの高圧縮チューンには、使用しないようにしてます。

普通の熱価の冷型プラグが安定してます。
もちろん、通常のチューニングくらいでしたら、着火力も
あり、非常に良い仕事をしてくれますが、、。

ポルシェ純正のベル、ボッシュ製は使用しません。
これら外国製には、冷え型番定が国内では
手に入りにくいからです。

つづく。