930系
カレラのエンジンは、慣らしの為、約8時間、
停止状態で、油圧上げて3000RPM付近で廻します。
アイドル状態で、長時間廻してると、油圧が1キロ以下に
しか上がらないので、オイル切れが発生し、カムや
ロッカーアームなどが、虫食いなど起きるのです、、。
何度も言いますが、オーナーさんは、愛車はかわいくて
しかたありませんから、日本では、ゼロ戦じゃありません
が、油温がある程度上がるまで、暖気運転をします、、。
今は、70年前と違い、オイルの性能は格段に向上、、。
エンジン自体も、材質、寸法など、、。
ドイツ国内は、エンジン始動後、直ちに移動しなさい!
アイドルでの駐停車は、違反ですよ!と、法律で規制
されてます、少なくとも戦後は、、。
ということで、空冷ポルシェエンジンでも、エンジン始動後は、
低い回転数で、動いていいんです!!
と、また、横道にそれました、、。
エンジンを慣らししてましたら、燃料ホースに亀裂がみれました、
それで、大事をとって、インジェクター部分の高圧になる、
燃料ホースを交換しました。
また、慣らし後、エンジン部に異常ないか覗きますと、
絵のクランクケースからオイルクーラーにいくオイル
ホースに漏れが、、。
純正品が、ここは一体となるので高価です、、。
それで、絵のホースを社内のホースを使い、修理、
補修しました。
つづく。