IMG_0094

996GT3は、アルミ鋳物のパイプ抜けを接着剤で
固定し、組み付けしました。

GT3は、ラジエター液のエア抜きには、ポルシェディーラー
さんなどでは、専用圧送器など使用して強制的にエア抜き
されますが、アイコードは、昔ながらの絵のような原始的
な方法で、、。
これも、確実な方法で、一晩置いて、翌日確認、、。
それが出来ない場合は、強制的に冷やして、、!

GT3など、ポルシェの水冷ボクサーエンジンは、水路が
複雑で、知識少ない方が作業すると、エア抜きが完全に
行われて無い場合が有り、お客様に渡った時点で、
エンジン全開走行されたりすると、冷却水路内で
残ったエアーが熱膨張し、ホースが破裂したり、抜けたり
しました、、。

その最初のトラブルは、1999年、996GT3Rのデビューで
あった、北米のデイトナ24Hレースでのこと、、。

丁度、ジブンは993GT2レーシングで、参戦中でした。
10数台のデビューGT3の内、何台かは、別の原因で
エンジンブロー(過回転による)した後、エンジン載せ換え後、
エア抜きが不十分(説明不測なども)で、ホースが破裂、
また、壊れてました、、。

ま、そんなこともありまして、GT3は、それでなくとも、初期物は
サーキット走行などすると、ホースの一部が破裂しました。

ポルシェディーラーで、販売した全車のホース交換を、、。

結構、いい加減なところがありました、、。
ま、このようなトラブルは、大なり小なり、、。

他人(ヒト)の振り見て、我が振り直せ!
であります!!!

つづく。