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996カレラSの
エンジンは、
腰下を全部
ばらしました。

ピストン頭部の首振りによるシリンダーヘッドとの
接触は、ピストンスカートとシリンダー側壁の
”かじり”による双方の磨耗であることが絵で分かります。

ちなみに、カジリの無い、他のピストンスカート部の直径は
99mmです。

カジリのある6番ピストンスカートは、98mmと約1mm削れていました。

まだ、組み付けた状態で、ピストン頭をハンマーの柄で押すと、
コクコクと派手に動きました。

原因は、ピストン&シリンダーのかじりですが、何故に削れるかと
いうと、これは6番シリンダーの冷却系不足とか、何らかの外因で、
少しずつ削れていったと、、。

この症状は、この水冷M97カレラエンジンには、少なからず発生
してます。

症状としては、オイル消費が酷くなって、、。

シリンダーヘッドは、これからばらしますので、、、。

メタル類は、極度に磨耗してるところは、ありませんでした、、。
クランクシャフト親メタルも、、。
つづく。