2007年モデルポルシェ997ターボにLSD&スポーツクラッチKITを搭載します。
エンジンのブースト圧がECUチューニングしても上がらないので、色々点検してますと、
手の届かない部分のホース等が緩んでる可能性が出ましたので、エンジンを降ろし
がてらの交換です。
LSDは、OS技研製のスーパーロックタイプで、ロック率は35,25と逆1,5ウェイです。
加速より減速時のロック率を上げてます。
これが、サーキット専用ですと、通常のロック率で良いのでしょうが、待ち乗り、そして4WDの
車両では、加速時にロック率が高いとRRのポルシェではトラクションは通常でも良いので
それ以上両輪がロックしてステアリングを切りますと、パワーアンダーが出てしまいます。
993ターボ時代、サーキットでのアンダーは最高で、スピンしそうな急激なステアリング操作でも
スピンすることは稀です。
996時代もそうです。997になってようやくだいぶ良くなりましたが、、。
ということで、LSDを装着してもアンダーが出にくいように、、。
クラッチKITは、OS技研初のプル式です。
これは、ポルシェ純正クラッチ方式と同様な仕様です。
ツインクラッチディスクと強化クラッチカバーで、900PS以上でも可能になりました。
過去には、ザックスの強化クラッチKITでは、996ターボでも550ps以上上げると、
2万キロも走行すれば、滑ってきたんです、、。
つづく。