ポルシェ965 3,6LターボSフラットノーズの点検修理を行ってます。
低速域のトルク不足が不調なのか正常なのかを点検しました。
これといって不調を見当たりません。
程度極上で、走行キロも少なく、試乗した感じは低速域のトルク感の無さは、
致し方ないのかと、、。
デスビキャップを新品交換、エンジンプラグをNGKの物に交換。
インタークーラー&ホースもOK.
Kジェトロの燃圧もOK.
ターボもシャフトガタ無し、オイル漏れ無し。
タペット音も正常で調整の必要無し。
やはりハイカムシャフトの特性か、この当事としてはこれで良かったのでしょう。
オーナーは、もう1台965ターボ3,6Lをお持ちで、それと比較すると
低速域がどうも加速感が少ないそうで、、。
贅沢な悩みであります。
最終調整終了、試走も済ませ、パワーチェク、、。
点検前356PS → 370PS と、14PS上がりましたが、これは
ブースト圧上から高出力なので、点検や点火系を交換したことでの
パワーアップと思われます。
低速域がこれらにどれくらい反映しているか、、、?
どちらにしましても、世界限定生産数10台のこの車両が正常では、どうであったかなどは、今となっては、、、。
オーナーとしては、気になるところですが、、。
つづく。