12959154.jpgポルシェ997ターボTipは、エンジン修理も終わり車両に載せました。

EXマフラーは、純正に交換しました。
ヘッダーのみアイコード製に交換。

ターボ本体はインペラーのみ大容量のものに交換、それに従いインテークハウジングも内側を加工してやります。

VGTバリアブルジオメトリータービンである、エクゾーストハウジングは、そのまま再使用します。

そうすることにより、VGTとエクゾーストハウジングが純正の為、純正同様200RPMからブーストは立ち上がり、踏めば加速する性能をそのまま、4000RPM付近からの2段目の加速をブースト圧がノーマル最大1,0に対し、1,4に上げられますので、強烈とは言わず、滑らかにいとも簡単に加速し続けます。
480PSが600PS近くに、、(純正マフラーの為、20PSくらいは落ちますが)。
GT2はよりエクゾーストハウジングが大型の為、低加速からの伸びは、断然997ターボが勝ります。
もちろん、純正GT2では、アイコード997ターボ600が全域で加速は勝ります。ただし、車重軽い為、サーキットでは無理ですが、、。

スポーツクロノのスイッチをオンにすると3000~5000RPMの間がブースト圧1,2になりますが、それは無視されます。
常時1,4になりますので、、。

絵は、組み立てられたVGTタービン周辺です。
インタークーラーへの冷却用空気導入、排出経路がABSダクトで形成されてるのが良く分かります。

これらは996ターボと、大体形状は似てますが、996ターボで問題になったターボ~インタークーラー間のインテーク用ゴムホースがインタークーラー側で良く抜けました。
特にアイコード550PS仕様にしてブースト圧を1,4に上げると、、。

997ターボは、そこを改良してあります、抜けないように、、。
その他にも数々改良されてます。
つづく。