727ded7a.jpg調子こいてミッションのお話は続きます。

前回、お話しましたギヤ鳴りの原因ですが、これはシフトミスによる要因が一番です。 ”当たりまえじゃ!”

そのシフトミスの中で最も多いのが、クラッチ切れ間に合わないシフトアップです。

シフトダウン時は、大体の方がちゃんとクラッチペタルを床いっぱい踏み込んでから、シフト操作をされます。
それでも、入るときに違和感ある”ジャ!”という音がギヤ同士のかみ合う時に出ます。
シャフトがスライドしても綺麗にかみ合わない時出る音なのです。

シフトアップ時にクラッチペタルを踏んでから、シフトチェンジをするのが普通ですが、オーナーは、我先に加速していきたいので、精神的には正式手順で操作してるつもりが、、。

クラッチカバーがペタルを踏むことでレリーズベアリングというものを介して押され、フライホイールと密着していたその中のクラッチディスクが離れ、一瞬、エンジン側のインプットシャフトからアウトプットシャフトに駆動が伝わらず、ミッションギヤや一瞬、、、。エーイ、兎に角ギヤが移動するのです、、。

そクラッチ操作が逆になり、クラッチが切れてないまま、次のギヤに入れようとして、強引な動作が原因になります、、。

ま、他にも要因はありますが、、。
ポルシェシンクロなどは、そのままレースに出られるような頑丈なものですが、やはりオイル温度管理してないと、サーキット連続走行などでは、、。
ミッションクーラーが欲しいところです。
また、フライホイールや、クラッチKITなど、慣性マスの大きな物は、素早いシフトワークにギヤを痛める原因ともなります。

絵は、純正フライホイールと強化クラッチKIT、全重量10,6Kgです。
つづく。