9a9892fe.JPG絵は、IS-Fのエンジン2UR-GSE 5,0リッターV8の触媒付きヘッダーです。
分かりにくいとは思いますが、一応片バンク4気筒を2イン1にしてあります。
但し、V型エンジンの両バンクシリンダーヘッド最大幅約715mmに対してISボディーのエンジンが入るフレーム幅は、約735mmです。

その差わずか20mmですから、片側10mmづつしかなくライン組み立ての方々に言わせても、注意して下側からエンジンを油圧ジャッキで組み上げる時、フレームに摺りキズが付かないようカバーするんだそうです。

それくらい狭いエンジンルームですから、ヘッダー(エキゾーストマニホールドとも)の寸法は抑制されてます。
1mmもヘッドカバー以上の横方向には、出せません。
自ずから、このような歪なデザインにならざるを得ません。

ライバルのM3等は、純正でもすばらし等長菅であります。
そして触媒の密度は高いもので、必然的に排気効率は良いとは言えません。
逆に言えば、このスペースにこのV8エンジンをよく入れたなと感心しきりであります。
自分が、担当デザインだったら矢口さんと大喧嘩してますね、きっと!!!
つづく。