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BMW M2初期ものです。
ブースト圧が、1,25 → 1,15と

0,1程低下した原因を捜してます。

 

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絵のバキュームパイプ(と呼ぶのか、?)は、
スロットルバルブ手前の過給圧が掛かるアルミパイプの
部分と、エアクリーナー負圧のところをバイパスしてる
パイプです。

で、これを外し、パイプ側は、ゴムキャップで蓋をして
試乗しましたら、1,25ブースト圧が掛かりました。
多分、これが原因でしょう!

原理的に考えても、加圧と負圧をバルブも無い、オリフィス
のような構造で、ガスタンクからのキャニスターパイプと
繋がり、加圧と負圧の差で、ガスタンクから発生するガスを
インテーク(エアクリーナー部分)に吸わせてる、複雑な
機構?のパイプです。
まだ、よう原理が理解出来ませんが、。

どう考えても、加圧部分から逆流することは、パイプを見ても
判断出来、ブースト圧が漏れてもエエように設定圧を
高めないと、、、。

まあ、最初のころは、ちゃんと1,25ブースト圧が上がって
ましたので、なにかの要因で、今回のトラブルとなったようです。
ので、このパイプを新品交換して、また試乗します。

機構が分からないままでの、原因究明は、大変であります。
(自己満足)

BMW M2のエンジンS55B30Aは、3L 6気筒
は、モトロニック機構といって、スロットルバルブが無くても
カムシャフト自体の作動で、吸気量を調節できるシロモノだそう
です。
でなければ、このような負圧(キャニスター)&正圧と、真逆の
圧力をつなぎ合わせるなど、理解できません。

今までの常識に囚われてると、前に進めなくなります。
何でも吸収、かみ砕いて、咀嚼して、そう、飲み込むので
あります。

つづく。