RCFゲンロク号です。
OS技研製TCDタイプLSDと、ローギヤのピニオン&
リングギヤに交換しました。
それで、従来であれば6速ギヤがエンジン回転と同じの
1,0という設定で、このギヤでパワー測定などします。
しかし、今回デフ比を大幅にローギヤにしました、ので、
パワー曲線の中で、どう、ギヤを選択したら良いか、確認
しました。
絵は、レースカーなどでは、必ずコースにて設定するギヤ比の
比較です。
例えば、富士なら、エンジン特性を考えて、ハイギヤにして
6速7000RPMで、ストレートエンド200m付近に
もっていくようなギヤ配分にするとか、、。
筑波なら、もっとローギヤにセットするとか、、。
レースカーの場合、ギヤも、デフギヤも選べる場合と、
デフギヤのみ、選べる場合など色々あります。
アタシがワキャーころ、シグマのGC73(昭和73年)では、
富士30度バンクの6kmフルコースの場合、あーする、
こーすると、ドライバーさんが、”3速を22,22から
22,24にしてくれ!”
はーい!といって、ヒューランド製FG400なるマグネシウム
製ミッションの後ろのおかまを開けて、レース前に
5速のギヤ一対を交換したりしました。
凄かったのは、予選前に、メカ長さんの栗谷さん(お亡くなり
ましたが、成瀬さんなどと、トヨタ7からの)が、ミッション
オイルを抜くのです、、。
どうしてですか?などと、新米のアタシが迷惑、邪魔なの
も構わず、、。
栗谷さんは、タイムアップの為!と、、。
そう、ギヤオイルは、当時、合成オイルとか無かった時代
です。
シングルグレードの140番とか、もう、べっとりとした粘度
なので、その抵抗も無くそうと、細かいチューニングです。
2~3ラップは、これでもつのだそうで、、。
と、また、道がそれましたが、RCFを少しでも速くして、
1台でも、多く販売促進に繋がったらと、大きなお世話で
ありまする!
つづく。