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ポルシェ
997GT3RS後期モデルは、ミッションも完璧に治り、
昨日、アタシは自走で関西まで、オーナーさんの元に
輸送しました。
絵は、その帰り、安堵して新幹線の中、おビールを
飲みながら、好きな小説を読みながら、アイコードまで
帰りました。

ところが、本日、朝9時半ころ、携帯が鳴りました。

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”、今、スズカサーキットで走行したら、完熟走行後、
1ラップ目のデグナー抜けたところで、バックミラーに
白煙がモウモウと、、!”という、連絡が、、。

ということで、知人の板金屋さんの積車で急遽、スズカに
出張でありました。

原因は、エンジンの左側ラジエターホースが抜けてました。
ドライバーさんは、経験者で白煙をすぐに発見、そのまま、
惰性で立体交差下のコース脇に止められたそうで、、。

向かって右側のワンタッチで組み付けれるフックの
頂点がひん曲がって、、。

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左側も少しひん曲がってますが、、。

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原因は、今回で、計2回エンジンを降ろしてるので、その
時のワンタッチクリップが摩耗したものか、それも加わり
カップカーなども、よくこの左側のホースが外れるそうで、
エンジン降ろし時には、毎回、又、定期的に交換する
のだそうです。

外れるのは、必ずコーナー抜けた後なおで、やはり横Gにエンジンが
引っ張られ抜けやすくなるのでしょう、、。

新しいカップカーは、エンジンマウント、ミッションマウントを
強化してるそうです。

どちらにしても、直線や一般道では起きないトラブルなので、
一回外したら、点検し、交換を要するようです。

ドライバーの意見では、最初、車両の様子を見ながら3ラップ
慣らしをして、真っすぐ走るとか点検したそうです。
そして4ラップ目、全開で1コーナーに進入し、S時、
ダンロップ、デグナーと抜けたところで、、。

自分は、納車前には、シャシーダイナモで全開テストをやりま
したし、納車時の新名神でも、低いギヤなど使用して、
シンクロの当たりや、その他の様子を見ながら走行しましたが、。

やはり、サーキットの走行条件には、及びませんでした。
今回の反省も込めて、エンジンのホースは、問答無用で
新品交換を進めます。

同時に、エンジンマウント、ミッションマウントの劣化等も
点検したいと思います。

996GT3時代など、オーナーさんでスズカなど、5000kmも走行
してないのに、抜けた件もありました、、。

996/997ターボなど、500PS以上にブーストアップする場合、
同じようなホースのインテークパイプですが、こちらは、抜ける
事がサーキット走行後、ピットインして熱が上がった後、
冷やさず、ピットアウトして走行した場合など、抜けた経験は
ありましたが、、。

オーナー様には、続けて嫌な思いをさせてしまい、申し訳なく
思っています。
今後、2度と起こらないよう、細心の注意で点検したいと
思います。

つづく。