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絵は、2000年2月のデイトナ24Hにドイツ、
ルークレーシングと一緒に参加した時のものです。

この前年に1999年プチルマン ジャパンが最初で
最後の開催時、このルークティームと参加しました。

ティームのミスでGT2クラスは、リタイヤ、自分は
GT3(993RSR)クラスに参加、タイサンティームと
競り合い、2位となりましたが、ルマン参加権を
奪えず、同年の出場は、5月の予備予選に出て、
53台出場中、50台の枠に入る為、。

結局、ルークティームの実力不足で、参加出来なくなりました。
日本でのスポンサー料をルークは返してくれませんでした。
アタシは、自腹でスポンサーの一部をお返ししました。

こんなことは、ルマンでは、どこのティームも味わって
いるのですが、、。

2016年、もうドラマという以外、説明のしようがない
結末に、昨晩は日本の皆さんは、、、。

色々、トラブルの原因は、錯綜してますが、関係者は、
そう、針のむしろでしょうか、、。

T社さんのことですから、原因の追及と、今後の対策は、
分厚い書類となることでしょう。

実況中継中、由良卓也氏が説明してました。
前回のスパでのエンジントラブルは、オールージュの
強烈な縦Gの衝撃(エンジン下部が地面に当たるとい
予想外のトラブルの連続で、エンジンパーツの一部、欠落)
で、エンジン破損しました、同時に2台が、、。

で、すぐさま、対策したかったそうですが、村田さんの決断で、
1ヶ月くらいの期間で対策出来ないし、ルマンに縦Gは、
縁せきをまたぐくらいのGなので、問題無いと、、。

しかし、エンジン担当者は、寝れなかったと思います、。

レース当日、嘘のような完璧なレース運びで、冗談にも
今年は、トヨタさんの年だからと、、、。

実際、ポルシェとアウディーは、どちらもらしからぬ、トラブル
の連続で、、。

トヨタさんは、今年の秘策であろう燃費作戦を引っさげ、
勝ちに来た!という有言実行の年であったと、、。

それが、あの、ラスト5分は何だたんだろか、、?

1994年のサードさんがトヨタ94CVの時も、アタシは、
ピット2階で見てましたが、あの時はラスト1時間前、、。

残酷ですが、あの時は、同時にピットインして来たポルシェ
陣営の作業の素早さを比べ見て、負けた!と思いました!

今回は、計画どおり、全てが過去の経験を最大限活かし、
ドライバーも無理な追い越しもせず、ジっと耐えて、尚且つ
スムースな走行でした。

まるで、ポルシェのような時計の正確さで、、。
ま、ひがんでいえば、面白くない淡々としてレース運び、。
勝つときの状況でした、、!

豊田章男社長は、すぐさま、声明を出されました。
夜中でしたので、現場に行っておられたのか、、。

来年も参加する!と、、。

また、来年、あの24時間を応援するのは、大変つらいです!
しかし、他のメーカーさんも、ああやって歴史を作ってこられた
のですから、、、、。

関係者の皆様、ひとまずはお疲れ様でした。
疲れはすぐには、取れないでしょうが、体に気をつけ、
イチロー選手のように、雑草魂で乗り越えてください。

上には上がいるんですよね!

つづく。