ポルシェ
カレラ(930系)のエンジンは、オーナーさんの
意向で、全部OHすることになりました。
で、今回、クランクケースもばらしました!
すると、コンロットは、どうも違う物が混じって、、。
クランクケース、シリンダー&ピストン、そして
コンロットの件から、推察すると、どうも、最初にOH
した後、何らかの事情で、もう一度OHしてました、。
その時、シリンダーホーニングの仕方、コンロットの
種類が一部違っていました、、。
どの時点で、そうなったかは、今の時点では分かりません、
クランクには、ショップさんのマークが書いてありました。
そのショップさんは、今は存在しませんが、、。
このように、当事の930系のチューニングは、結構
ショップさんにより、過激かつ、大雑把といいますか、
寄せ集めでも、エンジン自体が頑丈なので、動いた
ように思います!
国産エンジンでしたら、このような状態では、うまく
いかなかっただろうと、、。
改めて、ポルシェ空冷エンジンの設計の凄さとタフさを、。
そして、簡単明瞭、砂漠の真ん中でも、ルマンの
青空の下でも、ジャッキ一つで、エンジンを降ろし、
ばらして、ピストンやシリンダーの1個でも、交換
したであろうことが、想像出来ます。
ポルシェエンジンに名チューナーは、必要ありません。
基本に忠実に組めば、そこそこ動いてしまいます。
つづく。