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ポルシェ
996ターボ550は、やっと完成しました!

今年の始め、クラッチの切れの悪さから入庫、、。
色々、調べましたら、パワステオイルの油温上昇による
クラッチ系(パワステと共用)油圧不安定がミートポイント
を悪さしていたようで、、。

そして、問題はエンジンにも、、。
ヘッドガスケットが吹きぬけ気味出あった為、ヘッドを分解。
すると、両バンクのヘッドの一部が吹き抜け寸前、、。
ということで、エンジンもフルOHに、、。

そこから、パワステアリングクーラー&エンジンオイル
クーラーも追加しないと、今後1時間以上の耐久レースには
使用出来ないと判断、オーナーさんの了承の下、
全て対策&修理することになりました。

言うが易しで、いざ作業に入りますとスペースの問題が、、。

大小のオイルクーラーを外観を損なわず、フロントラジエター
内に設置することが、大変困難でしたが、、。

で、エンジンOHさることながら、クーラー設置に思いのほか
時間がかかりました!

納期も迫っていましたので(レースの)、オーナーさんには、
大変ご心配をお掛けしました、、。

まだ、最終仕上げには至っておりませんが、まずは、慣らし
がてら、参戦しいただく方向で、、。

ポルシェ962Cをタイサンさんの手伝いでCカーレースに
参戦していたころ、ポルシェバイザッハ(当事)のガード、
シュミット氏が毎回来日されてまして、色々お聞きしました。

彼は、エンジンの状態をコンピューターでチェック、、。
季節により、エンジンのブースト圧の予選、本番と
変更するのですが、オイル油温管理を徹底的にいわれ
ました。

レース中、ジブンはテレメトリーシステムで、ピットから
高橋国光選手や相棒スタンレー、ディケンズ選手
(ベンツでルマンの覇者)の走行状態を見ながら、どれか
油温が上昇すると、エンジン最大回転数を7500RPM
から500RPM落とせとか、、。

また、練習中や予選でミッションオイル油温が規定以上
上がると、大きめのオイルクーラーを追加しました。

彼は、兎に角、油温を管理しろ!と、、。

横道ツルタでした、、。

つづく。