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ポルシェ930 3,2Lエンジンは、カリカリチューン、。

で、オーナーさんは、LSDを組み付けてサーキットへ、、。

ということで、入庫されました遠方より、、。

ミッションは、915タイプの5速です。

このタイプは、デフのスプライン形状が、ファインタイプ(山型)と
コースタイプ(四角型)の2種類ありますので、事前にサイドフランジなどを
外して、スプライン形状を確認しなければなりません。

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今回の物は、ファインスプラインタイプでした、、。

LSDは、TCD(トラクションコントロールデフ)タイプで、タウンユース
でも、低速コーナリング中にクラッチディスクが滑るパキパキ音が
殆ど出ないタイプで、レクサスIS-Fで実証された物を、、。

また、ロッキング率は、逆1,5ウェイという、エンジンブレーキ時に
ロッキングがするタイプを採用します。

911など、RRで、エンジンがリヤのタイヤに駆動がかかるタイプは、
前進などは、あまり問題にしなくともトラクション(前に進む力)は、
かかりますが、強烈なブレーキング時には、リヤの接地性が
不安定な時など、デフがロッキングしてないと尻振り現象が
起こりやすいのです。

ま、慣れてくればドライバーの技量によって、また変更すれば良いの
ですが、、。

大体、LSDが無い車両でサーキットを走っていた素人さんは、
LSDを装着すると、タイムは落ちます、、。

これは、車両の特性が大幅に変わるので、アクセルワーク、
ブレーキング、ハンドリングの全てを対応して変更しなければ
タイムは上がりません、、。

練習あるのみです、、。
つづく。