昭和63年式
1988年のトヨタ GX81マーク2 1GーGTEU、そう初代のソアラ
Mエンジン純正ターボの次に発売された、2L 1GGエンジンという直列6気筒
初の4バルブエンジンに、純正ターボ装着された、、。
GA61セリカXX、GZ20ソアラ、GX71マーク2、クレスタ、チェーサー、
70スープラにこのエンジンシリーズは、シングルカムの1G-EU
から1GG-EU、そして、1GGT-EUと、凄く種類が多く、、。
その中で、81マーク2の純正ターボ車両に、HKSさんのターボ交換
KITを装着し、Fコンというサブコンでチューニングされたこの車両は、
最近、エンジン不調で入庫、、。
ECUを点検すると、案の定、、、。
絵のECU内部です。
指で摘んだ円筒形の部品は、コンデンサーといって電気を一時
蓄えるのです。
良く見ると数字”85”と記入してあります。
これは、対応温度85℃とう意味です。
そう、これは寿命がきて、パンクします。
内部は、アルミと電解液が入っていて、ガスが発生、お餅みたいに、。
これらは、性能不良となると、正しく信号を送れなくなりエンジンが、、。
これは、1996年式ポルシェ993ターボのECUです。
ボールペンで示してる円筒形のコンデンサーをこの次期はわずか1ケしか、
使用してませんが、、。
対応温度も、このころには105℃や125℃と、性能アップしていますが、、。
もう一つの黄色い小さな長方形は、チップタイプのコンデンサーです。
この車両も、やはり突然エンジン不動になり、交換したりしてます、。
トヨタ、ポルシェといえども、時代の流れで10年以上経過すると、、。
コンデンサーは、現代のプリウスなどにも必要不可欠のパーツです。
ECUにも、寿命があるということを覚えていてください。
つづく。