IMG_5408
2014年ゲンロク誌5月号!

もう、ご購買されお読みになりましたか、、?

ロングタームのアイコード320d”白鶴号”は、
当初の目標タイムを上回り2分20秒が2分16秒台と
何と4秒も短縮、、!

1秒短縮でも、やったあ!ですのに、、、。

ということで、自画自賛はこんな感じで、、。

内容は、ご購読されてない方の為に、少し(本当は、喋りたいばっか)
ばかり、お話を、、。

今回、タイムアタックをする予定ではありませんでした。
但し、サスペンションをアイコード製に交換して第1次試作は、
アイコード近郊で、ゲンロク誌担当の山田氏に試乗インプレッションと、。

で、ダメだし(実際は、山田氏の好みもありますが)で、高速域のギャップ
乗り越えで、ショック伸び側が数値が高く、シートがら飛び上がる感覚の
硬さを指摘されました。

ごもっともということで、エナペタル近藤氏と相談、もう少しピストンスピード
の速い(車速の100km以上)部分の伸び側数値を落とし、ショックが動く
ように、柔らかくしました。

そこで、この第2次試作で一度、サーキットでの感触をと思いつき、ゲンロク誌
山田氏に強く希望し、実現しました。

結果は、一般道走行でも十分柔らかな動きをする仕様で、4秒短縮という
大金星を得ました。

方向性は間違っていなかったと、、。

また、折角サーキットテストするのだからと、欲をかいてヨコハマタイヤ&
鍛造アルミ製ヨコハマホイール、そしてサーキットスペック&ストリート仕様
の、ブレーキパットが出来ましたので、そのテストも行いました。

結果は、朝一番の気温での、純正タイヤ仕様の4秒短縮を上回ることは、
出来ませんでした。

直線最高速が10km以上、落ちました。
気温上昇によるインタークーラーの性能低下で、、。
2回目以降、1回目にストレートエンドで200kmの速度表示が、
190k以下と、、。

ブースト圧が1,5と高い為、吸気温度は高く、純正インタークーラーの
性能では、気温変化に敏感なのでしょう!

せいぜい、200km近くの最高速で、10kmの速度低下は、FISCOでは
直線が1,8kと長い為大きく変わるので、、、。

レースでは、フジスペシャルなどと、リヤスポイラーを抵抗少なくします。

また、もう一つ要因は、アドバンスポーツタイヤ V105は、サーキット志向
ではありませんが、純正の標準が225/50サイズで前後とも問題無い
のですが、Mスポーツパッケージは、リヤに255サイズが収まります。

それで、今回リヤは255サイズの19インチと1インチサイズアップ
しましたので、余計リヤタイヤグリップがフロントに勝ち、アンダーステア
が余計に出てしまい、コーナリングでの進入が遅くなり、出口までの
ステアリング操作が多くなり、アクセルを開けるタイミングが各
コーナーで遅れ、タイムダウンになりました。

応急対策として、タイヤ圧の変更、リヤショックの減衰値アップ、
最後は、リヤタワーバーを外したりと、、。

ゲンロク誌の320dで、白鶴君のコーナリング中のリヤタイヤのリフトを見ても、
グリップしてるのが見れます。

対策は、リヤタイヤ幅を小さくするか、リヤ車高を上げるか、パワーアップ
するか、フロントタイヤのマイナスキャンバーを増やすか、、。

どちらにしても、一般道でのフィーリングは、良くなり、サーキットでも
楽しめる足となりました。

タイヤ&鍛造アルミホイールは、今回のサーキット走行前は、
一切乗ってなかったので、テスト後豊田市内を試乗して、革靴から
スポーツシューズに履き替えた感覚の、軽やかさがすぐに体感
出来ました。

ブレーキパットも、純正は悪くありませんが、もっと効きが鋭くなって、。

しかし、もう少しショックのしなやかさを欲しいと再び、エナペタル、
近藤氏と相談、減衰値変更(内緒の仕上げ)とバンプストップラバーと
の、クリアランスをあと5mm出して、ショック作動時のストロークを
稼ぎ、ギャップの乗り越し時をもっとスムースにしました。

この間、総走行距離は5000kmにも及びました!!
そう、涙ぐましい努力をしてるんですよ!

またも、長々とお話が、、。
つづく。