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BMWのディーゼルターボエンジンだけではなく、
今後のDTエンジンの将来性は、、。
2020年までに規制値と、よく言われる走行1km当たり
95グラムのCO2排出の技術対応が迫られてます。

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これは、DTエンジンにとって、CO2排出ガスの重さが、ガソリンエンジンに
比べ、少ないので有利です。
しかし、燃焼効率が良くなりパワーが出ますと、NOxという有毒ガスも
出るので、それを抑えるべくEGRといって、一度燃焼したガスを燃焼室に
一部戻して、燃焼改善して調整出来るようになりました。
こうして、DTエンジンがガソリンエンジンに比べ、排ガスに対応出来ることを
最近、証明しています。

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但し、燃焼後に発生す微粒子状物質PM(パティキュラー マター)、これをすすとも
読んでますが、これはやはり体には有毒です。

で、最初に戻りますが、燃焼室内で高温にして完全燃焼すれば、良いではないか
と思われますが、今度はNOxが発生してしまいます。
この相反する二律背反は、EGRである程度、解決出来るのであるが、排出
されたすすは、濾過器で掬い取るのです。

それが、DPRです。
この辺は、最近の最新技術でどんどん進化してきています。
DTエンジンの特徴は、圧縮比が高い(ガソリン 12に対し、14以上、、)
為、低回転1000RPM付近から、トルク(回転力)がガソリンエンジン
より得られる為、モーターのような加速を体感出来ます。

これは、トラクターなど農作業でも威力を発揮します。
この特徴で、ハイブリッド同様の市内走行も低燃費が可能なのです。
つづく。