アイスマン
1991年、イタリア、アルプス登山中に道に迷った
サイモン夫妻が、氷が溶けかかった雪山(5000m)
に上半身が露出したミイラを発見、、。

これが世紀の大発見で”アイスマン 5000年まえの”、、。
世界中のあらゆる方面の学者の話題になりました。

ジブンも、友人に紹介され著作された”アイスマン、”
を購入、むさぼり読みました、永遠のゼロみたいに、、。

そして、先日、中部地方に午前零時ごろ震度2の
地震があり、そのあと眠れなかったので、テレビを
つけました。

普段なら映画かナショナルジオグラフィックしか、
見ないのですが、その時は、地上波のそれも
普段など見もしない2チャンネルの教育テレビ、。

そしたら、15分過ぎてましたが、再放送でその
”アイスマンの解凍調査をやっていました。
2012年にそれは行われたそうですが、、。

1991年から21年も経過して、、。
色々のことが判明しました。

ちょうど東野圭吾氏のプラチナデータを小説と映画
を見た後でしたので、DNAから絵のような人体模型が
忠実に再現されるのは当たり前で、胃の中の
食べ物あとから、肉、魚、そしてハーブの野菜、
そして驚くことに小麦、煤、これでパンをたべてたことも、。
5000年前には、ユーロッパでは、まだパンは普及
していないのが定説で、、。

また、体の数箇所に縦に3本(2cmくらい)の刺青。
刺青についても新発見ですが、それより凄いのは
その箇所、全てが中国で普及した鍼灸、指圧の
つぼであったそうで、、。

ま、ぜひNHKのそれを見てください。
なぜにその5000メートルの高地で息絶えたか、、

それから、もっと驚いたのは1時間番組で、おわりの
テロップをぼんやり見ていましたら、チラっと出てました。
何の肩書きも無く、だた”巽信二”と、、。

この人、現在近大医学部の博士で教授の、、。
そして大阪府警、いや全国の警察で知らない者は、
いない、、。
死体の検視をされる法医解剖の権威、そしてジブンの
ツレである、”巽信二先生じゃあ,ないのか?と、、。
彼とは、当時近大生のころ、SA22Cターボ(RX7)の
チューニングをやったのがきっかけで知り合いに、、。
彼とは大阪でも大いに飲んで歌って、、。
あれから30数年、、。
今や、巽先生といったら、、。

早速翌朝、電話、、。
忙しい方で、翌日(2日後)の朝6時の返事が、、。
”おう、元気か、久しぶり、今まで検視を、、!”なんて、。
そして、そのことを尋ねたら、そうなんだよ!と、、。
NHKさんから、色々質問されて、、。

ま、そういうことで、事実は小説より奇なり!であります。
それと、これは彼の意見ですが、当時発見された
アイスマンを解凍して解剖しようとしましたが、
担当の学者の間で、今は時期尚早、技術が向上し、
皆のレベルが上がるまで、その時期を待とう!といって
その時期を待ったのだそうです、20年も、、。

奈良の古いお墓の壁絵が崩れてきたのは、その保存、
対策に問題があったのは事実だそうです。
今回のアイスマン解凍時期は、やはり担当した学者さん
たちの度量の大きさを感じました。

20年もの間、目の前の宝の山を手に出来ないつらさと
何時解凍しようかと、、。
しかし、じっと我慢して待った甲斐があったというものです。
5000年前に、持っていた銅製手斧の純度を測定
すると99%だったそうで、、。
やはり宇宙人が来て、教えたのか、、、?

ジブンもそうなりたいと、また感動、人の振り見て
我が振り直せ!であります。
つづく。