ポルシェ993ターボGT2ルック&ROOCK仕様の
エンジンをばらしてます。
残念ながら3,8Lと思っていましたピストンは、ボア径
100mmの純正ピストンでした。
シリンダー概観のフィンの形状から、ジブンが早とちり!
その時代、FVD製(ドイツのクーニングパーツ屋さんで
アイメック時代、多くのポルシェパーツを購入しました)
の3,8Lを何台か組みました。
3,8LKITは、FVD製の場合、マーレー製とそれ以外の
シリンダーケースの2種類ありまして、勘違いしました、、!
兎に角、ピストンをシリンダーから外し、シリンダー内壁の
傷などないか、点検します。
その後、、問題のスルーボルトを抜いて、クランクケースを
割り、メタル類の損傷ないか、点検します。
ま、ここまでやれば、後はオイル漏れしないよう、シール剤を
綺麗に塗り、組上げていきます。
この時、漏れを防ごうと必要以上にシール剤を塗ると
くみ上げた面から余分なシール剤がはみ出し、外側なら
ふき取れば済みますが、内部にはみ出た場合、時間と
共にそれが剥げ落ち、オイルポンプがそのシ-ル剤の
カスを吸い、シリンダヘッドなどのカムシャフト潤滑用の
パイプ穴を一部塞ぎ、カムシャフトとロッカーアームの
接触部分がオイル切れのなり、異音の元ですし、
カムシャフト&ロッカーが傷つくのです。
つづく。