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ゲンバラポルシェ996ターボ650エンジンが
降りました。

当初は、ミッションのクラッチを点検するだけと思い、
作業開始しましたが、ごらんの様にミッション回りのオイル配管、
パワーステオイルパイプの配管等が邪魔して、単体で外れず、
エンジンごと降ろすことに、、。

絵のミッションのオイルパイプ配管は、ミッションのギヤに直接
オイルを噴射するレースでも、ここまで徹底しませんが、
最高速やニュルブルクリンク北コースの最速狙いの為と、、。
ドイツ野朗の堅実さが、、。

しかし、それ以外のエンジンのオイル漏れやターボドレイン
オイルの対策が良くないため、インテークパイプ内に
ターボのオイルが逆流し、何回かエンジンを止めた後の
ターボ冷却用オイルのドレインから、ターボ本体がオイル漬けに
なり、ターボインテーク側からインテークパイプ内に
オイルが回り、インタークーラーも含み、中はベトベト状態、、。

急加速時にエンジンの息つきがあるというオーナーの指摘の
原因はこれでした、加給圧空気にエンジンオイルが混ざって、、。

993ターボ時代も、オイルエレメント不備からターボがオイル漬け
になる症状と同様です。

996ターボからは、ターボ下側にオイルコレクタータンクが
標準装備になったのは、その対策です。
つづく。