この度、常連のお客様が、ゲンバラ製ポルシェ996ターボを
ベースにした”BITURBO T-GT650EVO”なる2004年に
日本に1台だけ(どうも世界に1台とも)輸入され、当事の
ポルシェ専門雑誌”I LOVE 996 PORSCHE”で山崎元祐氏に
より紹介された車両を昨年末、衝動買いされました!
で、ツルタのところで点検、整備してくれ!と持ち込まれました。
早速、ジブンも乗りました。
650PS、トルク85,7kgm/rpm、最高回転数7450rpmという
当事としては世界的にもハイパワーマシンです。
試乗の感想は、低回転からの加速は現代的ではありませんが、
4000RPMを超えてからの加速は鋭いものがあります。
けっして乗りにくいということではありませんが、高速道でないと
フル加速は厳禁、、。
純正が4WDですが、2WDにミッションを改造してあり、
ホイールスピンは、当たり前体操、、、、!
ホイールは19インチでサイズも245/315(FR)とも当事最高の、、。
ショックはどこ製?か分かりませんが、バネはアイバッハか、、?
ロアアームはキャンバー調整可能なGT2/3用を流用、、、。
ターボは、ギャレット製のボールベアリングタイプ(形状が小さいので)!
触媒もスペシャルもちろんマフラーも、タコ足も、、。
インタークーラーが純正(フェンダー両サイド内)に追加でエンジン
ルーム内に、、。
ハイカム&チタン製コンロッドでエンジン強化、、。
フロントフェンダーはオーバーフェンダーに、、。
すでに15mmのスペーサーが入り、FRワイドトレッドに、、。
外装もゲンバラ風ですが大人しくまとめて、、。
今回、現オーナーが気に入らないのがクラッチです。
650PSのパワーを受け止めるべくクラッチが強化されてますが、
今ミッションを外して改造しようとしてますが、メタルクラッチ(多分)の
為か、クラッチミートがCUPカーのようにスパーと繋がります。
信号や坂道発進はどきどきで、、。
それらを乗りやすく改造してくれと、、。
ゲンバラ氏とは、20年ほど前にその当事のシュツットガルト市の
素晴らしい会社で会い、商売の話などしたのですが、、、。
デザイナーとしては素晴らしい方でしたが、、、。
噂では、すでにこの世に居ないとか、、、。
基本的なイメージはそのままで、乗りやすくしたいと思います。
つづく。