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ポルシェ964カレラ2 青は、パワステアリングのホースが一部裂けましたので、

新品ホースと交換。
車検もありましたので、各部点検していました。

エンジンを始動、油温が上がるまで待ちながら、、、。
右、フロントフェンダーのバンパー内にあるエンジンオイルクーラーのフィッティングが
オイル漏れしていました。
点検です。

エンジン始動し、油温を上げてオイルクーラーの漏れ部分を特定します。
油温が一定以上に上がっても、オイルクーラーが熱くなりません。

964カレラエンジンは、ドライサンプタイプと言いまして、エンジンオイルタンクを右リヤタイヤ前の
フェンダー内に約8L容量のオイルタンクがあり、下側にサーモスタットバルブが付随してます。

エンジン冷却水のようにサーモスタットバルブは、一定温度になるとバルブが開き、ラジエターに
冷却水が導かれて冷えるように、ポルシェ964の場合、空油冷なので、エンジンオイルを
強制的にオイルクーラで冷やします。

その、温度を調節する重要な役目のサーモスタットが開きません、、。

その部分をばらし、中のサーモスタット本体を取り出し、テストします。

鍋などに水を入れ、ガスコンロで沸騰するまで温度を上げます。
温度計を入れておいて、その水の中に問題のサーモ本体を、、。
予想どうりサーモ君は、口を開かない、じゃあなくて、シャフト部分が摺動しません。

部品を注文であります。
ま、色々トラブる分けであります。
マイナートラブルです。

オーナーに聞きますと、最近10分以上走行したことが無かった!とのこと、、。
ただ、それが原因とは思われませんが、各メーターは注意して見るようにと、、。
つづく。