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ポルシェ996GT2のシリンダーヘッドは、やっと出来上がりました。
絵でも分かるように、問題のバルブガイドはリン青銅の特殊材で新たに製作しました。
出なければ、ポルシェジャパンからはシリンダーヘッドASSYでしか販売されてません。

それで、本国に問い合わせるとバルブガイド単体では、部品として存在してますが、
材質、精度では問題有りということで、今回国内で製作、、。

過去自分の経験値から35年くらい前より、1000PSや9000RPMの国産エンジンチューニング時、
国内で何度も製作してますので、問題は無いでしょう、、。
振り返るに、996GT3CUPが日本に上陸、CUPレースやCUPに出場しないアマチュアの方が、
草レースなどで1年間、練習も含め、サーキット走行を1000Kmもやると、何だかパワーが
落ちたようなと、オーナーが言っておられ、パワーチェックすると380~400psくらい(チューニングして)
出ていたパワーが、340PSくらいに落ちていたことを思い出しました、、。

そのころ、まだ誰もCUPエンジンのオーバーホールなどあまり気にしなったころですが、
ドイツでは、半年、又は1年に1回はオーバーホールを進め、特にシリンダーヘッドは、
オーバーホールというよりも、そっくり新品交換した方が安いなどと、、。

レーシングエンジンだから仕方無いと思ってましたが、、。
そんなことがこのGT2にも当てはまるのか、、。
つづく。