アメリカさんから購入したベアリングは、よく注意してみると壊れたベアリングがダブルレース(
ベアリングが2列に)ですが、それがシングルレースになり、ベアリングアウターケースの
幅が小さくなりますので、付属のカラーを入れてベアリング位置を調整します。
この辺は、エンジンのインタメシャフトを分解してみないと、どれが入っているか(純正でも
対策されてかどちらかが組み込まれいる)分かりませんので、色々対応するパーツが
入っています。
で、純正のフランジを組み付けて作業終了です。
チェーンテンショナーを組み付けます。
後は、この組み込まれたベアリングが説明書によると5万マイルくらいは持つと、、。
さあ、オーナーの方々どうなさいますか、、?
なんせ、M96,97ウエットサンプエンジンは、色々問題を抱えてる代物です。
自分の意見は、ノーコメントとしか言えません(そう、無責任)。
これを交換したら絶対安全とは言えませんので、、。
罪作りなエンジン、よくリコールとならないですね!
ちなみに996カレラでエンジン換装の場合、壊れたエンジン下取りで新品280万円くらいかかります。
これに油脂類、交換工賃、などなど、300万円必要です。
アメリカあたりからリビルトエンジンがうまくあれば、やはり下取りで1万ドルとか、、。
壊れたエンジン送り返さなくては、、。
ニュルブルクリンクサーキットで、自分は996/986、997/987系の車両がツーリスト走行
(毎週、夕方5;30~7;30)などで、走行してるのを見たことがありません。
中には走ってる方もおられるのでしょうが、、。
彼らもこの件、承知なので危険を冒したくないのか、、。
兎に角、問題でありますが、どうしようもないのが情けないです。
つづく。