先日、埼玉県まで2日がかりで行って来ました。
レクサスIS-Fのアイコードチタニウム製メインマフラーの”後付き消音器の性能試験”に
合格する為に、、。
この制度は2011年以降、騒音規制が法令で施工され、その試験に合格しないと車検が通りません。
財団法人 日本自動車輸送技術協会(JATA)にたくさんの資料を提出し、書類審査を受けた後
その試験場に行き、実際に走行中の加速騒音を測定し、基準以下を確認、停車中エンジン回転を
ある高回転に維持し、その騒音も測定、全て基準をクリアして認可がおります。
実際その場に立ち合わせていただき、測定方法を見てきました。
車両は、関東のお客様に昨年の最新モデルをお借りして、アイコードチタンマフラーを装着、
ある一定の速度から音量を計る位置を通過した時点で、フル加速し、その時の騒音を計るのです。
予め生産しておいた許可プレートを溶接する前の生産品の一つを試験車に装着しました。
試験用に消音材など多めに組み付けた特殊品ではありません!!!
予断ですが、アイコードIS-Fは、一番最後でしたが、朝7時から順番待ちで、測定はお昼前、、。
どうして遅いのかと現場に行ってみると、車両(英国製スーパーチャージャー車)が何度も
試験してるのですが、騒音が基準値を大幅に上回っているのです。
その原因は、加速時のエンジン排気音でなく、強大なトルクによるリヤタイヤのスキール音
(ホイールスピン)がキュウーンと入り、それがデシベルを上げるのです、、。
検査員の方も、何度もやり、その場で対策出来ないの?と車両持ち込んだ業者の方に
助言してましたが、、。
ということで、アイコードIS-F加速騒音は基準値をギリギリクリアするという離れ業でした。
検査員の方に、近来まれに見る高性能だね!なんて、お褒めのお言葉を賜りました。
良かったです。
当日は、運任せ、もし途中で雨が降れば試験中止(条件が満たせないので)などと、、、。
なんせ、前日から関東地方、降水率20%、、、。
お空は、曇り、、。
また、12時ころからポツリと、、。
ウワー、このまま中止かと、冷や汗ものでした、、。
BOお待ちのお客さま、お待たせしてます。
5月下旬には、チタンマフラー出荷可能と思います。
つづく。