c4600f01.jpg私達アフターマーケットのチューニング業界も、関係者には失礼ですが間違ったチューニングをされてお客様が迷惑、被害をこうむっておられます。

その例として上げますと、絵のポルシェ997ターボに同業者(昔から良く知っている)でありますマフラー屋さんで、オーナー(業者も含め)さんから、レーシングサウンド、大きく音を出したいので触媒を抜いて、マフラーを作ってくれとのこと、、。

製作者は、触媒を抜くと最近の車両はエンジンチェックランプが点灯するよ!と忠告しましたが、それでも良いからということで製作されました。
この前電話して、製作者のマフラー屋さんに”何で断らんのじゃ!”と、、。
ポルシェを買って楽しく乗ろうとしたそのお客様は、二度とチューニングはしないでしょう、、。
それが悔しいです、、。

案の定、チェックランプが点きましたが、その後は、、。

で、その車両がアイコードに入庫されました。
その時点でオーナーが変わりましたので、最初はターボチューニングで入ってきましたが、チェックランプが点灯してるので、システムテスターで点検するとかなりの異常が入ってました。

また、入庫した時点で触媒無いことが分かりましたので、マフラー系をノーマルに戻す作業から始まりました。
現在、別のトラブルでエンジンも、、。

また、本日は関西の方から、IS-Fでのトラブルの問い合わせ、、。

サーキット1周目でチェックエンジン点灯、それで問い合わせがアイコードに、、。
昨年10月購入のLSD付現行モデル、、。

質問していきますと、ECUは、アイコード製ですが、マフラーは某ショップのチタン、。
それから続いて質問しますと、第2触媒を抜いたチタンで製作してもらったと、、。

これでは、チェクッランプが点灯するはずですと、事情を説明して中間パイプを元に戻していただくことで解決、出来れば近い将来、アイコードにて現車セッティングをということで納得されました。

最近の車両、といっても15年以上前から、触媒を外されますと、燃調が排気抵抗減少で薄くなります。
触媒の入り口、出口でO2センサーを設置して燃焼ガスの酸素濃度を随時計測、燃焼状態が燃料薄い、酸素濃度薄いなど判断して、セフティーが働き、ドライバーに異常を知らせるのです。

昔の車両でしたら誤魔化せましたが、最近のエンジンをなめたらあきません!
この様な、チューニングは、無理だと分からないのかと情けないです。

それも有名なショップさんが、、。
”そんなことは危なくて出来ん!”と強く言えないんのかね、、?
それとも、本当に知らないのか、、?
高級車両のポルシェ、IS-Fを意図も簡単に改造出来ると思わないで欲しいです。
ま、俺達の世界はこんなもんなんでしょうけど、、?
エンジンが泣いています、、。

動物虐待と同じで、可愛そうになります。
最近は、セフティーシステムが優秀になりまして、即座にイヤイヤします。
それで助かってるのは、エンジンとオーナーです。
そんな簡単には、最近のエンジンはチューニング出来ないことを知って欲しいです。

今週は、グチばっかりで、、、、。
つづく。