193a5758.jpgアイコードエキシージ”黄鶴”は、着々とスーパーチャージャーKITを取り付けしてます。
各パーツを今後の為に撮影しながらの、、。

今回のパーツは、北米で1911年ジョセフ、イートン氏が創業、開発された物です。

ルーツタイプスーパーチャージャーと言います。
機械式加給器ですが、エンジンの排気ガスを利用したターボチャージャーとは違い、
まゆ型をした2枚の羽がエンジンのクランクプーリーからベルトなどを介して、機械的に回し、圧縮された空気を作り出します。

ターボチャージャーや、リショルム式スーパーチャージャーとは違い、加給圧はあまり上げれませんが、一般的なアメリカを代表する機械式加給器です。

このイートン社の特徴は、絵でも分かるとおりバイパスバルブがアクチュエーターで作動し、加給のかからないエンジン低回転から中速までのアクセルオンオフ時のギクシャクを解消して、アクセルレスポンスを滑らかにしてます。
ターボ車が採用しているブローオフバルブの役目をして、加圧された空気がアクセルオフ時にバイパスバルブが瞬時に開き、空気をバイバスさせるのです。

アフターマーケットで市販されてるプッシュンバルブ(表現悪いですが)とは、訳が違います。

同じルーツタイプでも、電磁クラッチを採用した同型の物は、やはり低中速域のギクシャク感は完全に消せません。

ま、加給器の加圧タイミング(加圧がかかり、加速が増幅される回転域)の高回転への変更で多少は消えますが、、。

ということで、イートン製を採用した純正ロータスエキシージSと同型の物を採用しました。
このタイプは、アイコード空冷ポルシェ用スーパーチャージャーKITにも採用してます。

ノーマルパワー190PSから90PSもパワーアップは(約1,5倍)、排気ガス利用のターボKITに匹敵する優れものです。
つづく。