3bdab5e5.jpg997ターボのターボ本体は、排気ハウジングにVGT(バイアブル ジオメトリー、)が付いてまして、ウエストゲートなる物がありません。

排気ポートがカメラのシャッターのように大きくなったり、小さくなったりと、変化します。
これで、ブースト圧を最大値で安定させます。

何が利点かというと、排気抵抗が大幅に減り、出力がスムースに出ます。
欠点は、可変ポート部分の熱による変形や作動不良です。
また、ポートの制御にコストがアップします。

ま、それらを加味しましても性能アップはうれしい結果です。
そのVGTタービンのインテークフィンを大きくしたバージョンアップが可能となりました。

997ターボで今までは、ECUチューんだけで40PSくらいしか上げれませんでしたが、これでブースト圧がもっと上げれますので、600PS仕様も夢ではありません。
つづく。